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Linuxリポジトリ優先度の変更設定

更新日:2024-03-11 17:39:17 登録日:2024-03-11 17:36:06

Linux リポジトリの優先度を変更するには、各リポジトリの設定ファイルに対して優先度を設定する必要があります。主に使用されるパッケージマネージャーである yum や dnf を使用して、リポジトリの設定を変更する方法を示します。

まず、リポジトリの設定ファイルを開きます。通常、これらの設定ファイルは /etc/yum.repos.d/ ディレクトリにあります。リポジトリごとにファイルが作成されているため、該当するリポジトリの設定ファイルを見つけます。

次に、設定ファイル内の各リポジトリのセクションで、priority パラメータを設定します。このパラメータは、リポジトリの優先度を表します。値が大きいほど優先度が高くなります。通常、既存のリポジトリの優先度は 1 から 99 の間で設定されています。

たとえば、/etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo ファイルで [base] セクションを見つけて、priority パラメータを設定する場合、次のようになります。

# vi /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo
[base]
name=CentOS-$releasever - Base
mirrorlist=http://mirrorlist.centos.org/?release=$releasever&arch=$basearch&repo=os&infra=$infra
#baseurl=http://mirror.centos.org/centos/$releasever/os/$basearch/
gpgcheck=1
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-centosofficial
priority=1 # 優先度を設定する

ここで priority を設定することで、リポジトリの優先度を変更できます。必要に応じて、他のリポジトリの設定ファイルに対しても同じ手順を繰り返します。

設定ファイルを変更した後、yum や dnf コマンドを使用してパッケージのインストールやアップデートを行うと、指定したリポジトリの優先度が適用されます。