Linuxでファイル・ディレクトリの権限変更で利用されるchmodですが、3桁指定で設定する場合が多いと思いますが、4桁指定で特殊な指定を行うこともできます。
4桁指定場合の先頭の数値には以下の4つの意味があります。
特に何も変更はなし
こちらディレクトリ用の設定で、ファイルに設定しても意味はありません。
設定すると所有者以外、削除やファイル名変更はできないが、誰でもファイル作成できる設定のディレクトリとなります。
所有者が作成したファイルに chmod 666 指定されていても、root以外の他のユーザからは削除できません。
/tmpとかのディレクトリに初期設定されています。
test1ユーザで「/home/test/test1」というディレクトリを作成し動作状況確認
こちらディレクトリ用の設定で、ファイルに設定しても意味はありません。
設定した場合、ディレクトリ(※1)の中に作成した、ファイルやディレクトリが自動的に、※1ディレクトリのグループと同じグループで設定されます。
test2ユーザで「/home/test/test2」というディレクトリを作成し動作状況確認
こちらファイル用の設定です。
設定した場合、そのファイルの所有者の権限で動くようになります。
test4ユーザでtest4.shという実行ファイルを作成し動作状況確認